武器種解説

9種のカテゴリが存在しますが、他のサガシリーズと違って同時に装備できる武器種は1つのみです。
各キャラクターのステータスは先天的に決められた数値で固定されており、戦闘による後天的な成長は発生しません。
このため、キャラクターのステータスと武器種の相性が悪いと真価を発揮できなくなります。
また、各キャラクターには得意武器と不得意武器があり、どんなにステータスと武器種の相性が良くても
得意武器でなければ与えられるダメージが減少したり、スキルレベルが成長しにくいデメリットがあります。


各ステータスの数値解説

最も重要であり、この数値が十分高いと大いに活躍が見込めるステータス。カテゴリによるが、13前後は確保しておきたい。

ある程度は重視しておきたいステータス。数値の目安は11以上。

高いに越したことはないが、多少低くても問題ないステータス。

基本的には運用には関わらないステータス。ただし運用に関わらないというだけであり、HP成長に関わる体力、状態異常回避に関わる集中力など、低くても戦闘に支障が全くないというわけではない。

※これらの数値はあくまで私の主観を大いに含んだ理想値であり、目安でしかありません。


大剣

 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力






解説
基本属性は斬。両手武器。高い破壊力を持つ技と優秀なプロテクト技を持つ攻防一体のカテゴリ。斧ほどではないが、他のカテゴリと比較すると技威力が群を抜いており、パーティの主戦力になる。反面で技の追加効果に乏しく、小回りが利かない。全体的にBPコストが高めなのも難点か。術を除けば数少ない突属性ではない間接攻撃を使うことができる。
ダメージに関わる主なステータスは筋力。他のプロテクト武器と違いって大剣役は盾を持てないため、自身のHPで仲間を守りきることになる。特に今作では筋力と体力による武器ガード時のダメージ軽減率が上昇したので、この2点は最優先。武器ガードの成功率は技術力と集中力に依存するので、ある程度は確保しておきたい。反面で運動性はそれほど重要ではない。上位のある技に技発動時まで武器ガード率上昇効果のものがあるため、むしろ低めの方が良いことも。
今作では武器カテゴリの中では最も多くの技が追加された。ファンとしても嬉しい技が多いのも評価点だが、実用性も高い。無印以上にプロテクト役の重要性が増したので、このカテゴリの価値は上がった。ただし弱点である対応力の低さはそのままなので、他のカテゴリで補いたいところ。

大剣技についての解説はこちら
適正キャラ
<全主人公>
レオナルド:高い筋力と体力を持つ重戦士型。なにげに集中力も高い。豊富なLPと固有ロールのおかげで大剣としては鉄板性能。どの主人公でも加入するので、『大剣役に困ったらレオナルド』といっても過言ではない。今作では加入条件が変更された点に注意。

<ウルピナ編>
ヤマト:ステータスの総合値は頭を抱えるほど低いが、筋力と体力に秀でた分かりやすいほどの大剣型。低めのステータスを補うかのような優秀な固有ロールを持っており、大剣との相性は抜群。数値以上の活躍をこなしてくれるだろう。

<レオナルド編>
レオナルド編の場合はそもそもレオナルドが主人公なので、彼に任せてしまえば問題ないだろう。大剣の適正はトップクラスに高いが、宿星による補正が無いと技術力の低さと運動性の微妙さのせいで、そもそも他の武器種はあまり向いていない。

<タリア編>
クミ:大剣役としては体力が不安だが、主要ステータスが軒並み平均以上とクセがないので扱いやすい。固有ロールも優秀で、ヴァンダライズを初期習得しているので加入直後から活躍できる。 地走りを閃くと斬攻撃マスターのロールを習得できるので、更に使い勝手が良くなる。

リコ:クミを大剣役に起用しない場合は、筋力と体力に秀でたリコが候補になる。第一シナリオ中盤と早い段階で加入するのも○。技術力も高めなので、流し斬りの攻撃力ダウンの効果も大きい。

<バルマンテ編>
ストルムィクネン:レオナルド以上に筋力と体力に特化している反面で他のステータスは最低クラス。それでもステータスバランス的には大剣が一番マッチしているのでオススメ。固有ロールで守りを更に固められるが、相応のデメリットもあるのでかなり好みが分かれる。かすみ青眼を閃くとタンクのロールを習得するので、耐久力にさらに磨きがかかる。ちなみにバルマンテも大剣に向いているが、ストムィクネンは大剣以外の武器に全く適していないので運用が非常に難しい。


長剣

 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力






解説
基本属性は斬。片手武器。数多くの属性技を使いこなし、3種のリザーブ技を持つ汎用性に優れるカテゴリ。対応できない局面が無いのが最大の強みであり、『器用貧乏』ならぬ、『器用万能』。難点という難点はないが、それぞれに特化したカテゴリに比べると効果は落ちる。バフ技やデバフ技は一切習得できないが、それを上回る大きなメリットがある。上位技は他のカテゴリには無い特性がある。あるロールをセットすると二刀流にすることができ、二刀流専用技を習得することができる。盾を持てなくなる代わりに行動時にも武器ガードをすることができる。火力は並だが、的確に敵の弱点を突くことができる。
ダメージに関わる主なステータスは筋力。如何なる状況でも臨機応変に対応できるようにバランスの良いステータスが求められる。特に運動性が重要で、先制して音速剣によるリザーブ解除をしたり、敵に妨害されること無く失礼剣によるバンプ効果を決められる等のメリットがある。プロテクト技を持つので体力も高い方が良いが、盾を装備できるという点と主要ステータスの兼ね合いの関係で確保しづらいため、平均程度あれば十分。ただし二刀流時は大剣と似たような使い方になるので、10以上あると安定して戦える。
今作ではいくつかの技が弱体化を食らってしまったが、万能性は随一。追加技は汎用性には優れないが、今作でも重要性は変わっておらず、問題なく前線で戦えるだろう。

長剣技についての解説はこちら
適正キャラ
<全主人公>
ルイース・ダーリング:筋力、運動性、体力が高いという珍しいステータスを持っており、本職の体術よりも長剣の方が適している。特に二刀流使いとしては申し分なく、ステータスだけ見ればユラニウス家のキャラクターよりも優秀。

<ウルピナ編・タリア編・バルマンテ編>
アントニウス:筋力が非常に高く、固有ロールの斬威力アップ大の効果も合わさり、火力に特化した切り込み役として活躍できる。ただし最も重要な運動性が平均以下しかないため、長剣本来の動き方をさせるなら初期行動順の上がるロールが欲しいところ。どちらかといえばやりこみ向けのキャラクター。タリア編とバルマンテ編では第三シナリオでウルピナ救出ルートに進む必要がある。

<ウルピナ編・レオナルド編>
ウルピナ:長剣使いとしては非の打ち所のないステータス。全キャラクターの中でも長剣適正は高め。主人公時はイベントで二刀の新鋭のロールを習得できる。今作ではロールの引き継ぎが可能なので、先にウルピナ編をプレイしていれば、引き継ぎ後のレオナルド編でも二刀の新鋭を使うことができる。

<タリア編・バルマンテ編>
鎧姫:ステータスはウルピナと同じ。固有ロールとして二刀の新鋭を持っているので、二刀流の運用も可能。ただし大地の蛇編でウルピナを見捨てるルートを選択する必要がある。また、ウルピナとは別のキャラクター扱いなので、習得技やランクを引き継ぐことはできない。

マリオン:長剣に適正を持っていないが、二刀の戦士のロールをセットすれば不得意判定が無くなる。優秀なステータスを持っていながら武器適正に全く恵まれていなかったが、この仕様によって活躍が大いに見込める。ロール習得に手間がかかるのが難点。全主人公で加入するが、ウルピナ編とレオナルド編で彼女を使う意義はあまり無い。

<タリア編>
クミ:大剣枠でも登場した女海賊。ステータスバランス的には長剣のほうが向く。長剣使いとしての運用をする場合でも地走りだけは閃かせて斬属性マスターのロールを習得しておきたい。加入条件の問題からほぼタリア編専用だが、タリア編は長剣向けのキャラにあまり恵まれていないので、コンパスを採用しない場合は是非とも長剣を持たせたいところ。(ウルピナ編はウルピナが長剣に適任、バルマンテ編は加入時期が第三シナリオと非常に遅い、レオナルド編はセシリアのコンパチキャラなので仲間にならない。)

<バルマンテ編>
エアライヒ:テルミナ州のサブイベントで加入するので、シナリオ選択に悩まされるバルマンテ編ではオススメ。イベント発生タイミングもかなり早いのもポイント。運動性が若干足りていないが、それ以外のステータスは優秀。クライサと選択性だが、バルマンテ編ではアーサーとエリセドが加入するので大きな問題ではない。固有ロールはゴミ性能なので、必ず外しておくこと。

小剣


 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力






解説
基本属性は突。片手武器。状態異常やインタラプト技で敵を妨害することに長けたカテゴリ。今作で熱属性攻撃を習得できるようになったので、より多くの敵の弱点を突けるようになった。これらの要素からもリワード達成に貢献しやすいので、育成面でも役に立つ。BPコストが全体的に低めなのも特徴。ただし火力源としてはイマイチなので、他の仲間をサポートすることを念頭に置いておかないと小剣役は腐りやすくなる。突属性に強く、状態異常に軒並み耐性を持つ不死系が最大の敵。
ダメージに関わる主なステータスは技術力。技術力は状態異常技の成功率にも関わるので、そういう意味でも重要。全体的に行動順が遅くなる技が多く、敵に先制して状態異常を入れたい場面が多々あるので、運動性がは高いほうが有利。
今作では毒蜂、マインドステア、金のトロイメライの価値が急上昇。追加技の性能も申し分ないが、腐るときはとことん腐る点は変わりないので、メイン武器としてよりもサブ武器としての運用が無難か。

小剣技についての解説はこちら
適正キャラ
<全主人公>
ツバキ:今作追加の新キャラクター。その恩恵なのか全ステータスが10超えと、人外のサーシャは別として人間の中ではバケモノレベル。基本的に何を使わせても強いキャラだが、金トロをランク1の状態で初期習得しているので、加入直後から主戦力になる。レオナルド編ではツバキを仲間にすると南東界外で船が使えなくなるので注意。

<ウルピナ編・レオナルド編>
アングル:コンパチキャラにしてはステータスが高く、特に技術力に優れる。小剣役として起用する場合は高めの筋力を捨ててしまうのをもったいなく感じるのが難点か。加入時期が比較的早く、体力を必要としない武器であれば何を持たせても活躍できるので、パーティの補完枠としてはこの上ない存在。

<タリア編>
チアーゴ・リズボア:技術力と集中力が非常に高く、状態異常を得意とする小剣と非常に相性が良い。小剣は火力に優れてはいないが、固有ロールのおかげである程度期待できる。全物理属性を強化できるので、ファイナルレターも対象となるのも評価点。ただし運動性がやや低いので、アクセサリ等で補強しておきたい。

<バルマンテ編>
アーサー・ダールトン:今作で運動性が大幅に強化されたおかげで、無印では持て余していた技術力の高さを遺憾なく発揮できるようになった。ただしバルマンテ編は序盤の戦力が非常に乏しいため、エリセドが加入するまでは術士として運用したほうが良い。いずれの場合であっても、条件次第で永久離脱するので注意。

ジゼル:アーサーを術士運用する場合は、比較的早い段階で加入するジゼルがオススメ。小剣使いとしては特出したステータスを持っているわけではないが、加入時期が早いため、戦力としては十分。



 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力




解説
基本属性は突。両手武器。ほぼ全ての技に行動順補正がある、タイムラインコントロールに優れるカテゴリ。無印ではクセが非常に強い上に両手武器の割には火力が低いという微妙武器だった。が、今作で全体的に技の威力が上昇、優秀な技が2種追加、行動順が早くなる技が増えるなどと露骨な上方修正を受け、非常に扱いやすくなった。中でもプロテクト技が追加されたことで、暇なターンはとことんすることがないこのカテゴリに一つ役割が増えた点は大きい。
ダメージに関わる主なステータスは筋力と集中力。技威力は上昇したと言えど、大剣や斧のような火力特化武器ではないので、筋力よりも集中力に重きを置きたいところ。スタンや毒などの状態異常技を習得するので、技術力は結構大事。また、槍役は運動性がかなり重要。敵に先制するためではなく、槍技は基本的には行動順が遅くなる技が多いので、タイムラインコントロールの選択肢が増やすためである。無印では特に体力が必要とされるカテゴリではなかったが、先述の通り、今作でプロテクト技を習得できるようになったので、無印より体力が要求されるようになった。とはいえ、タンクの大剣役と違って他の選択肢がある槍役はプロテクト役に回ることはそこまでないので、体力は程々でもそこまで問題ない。

槍技についての解説はこちら
適正キャラ
槍は全ステータスが満遍なく必要となるので、他のカテゴリと比較すると適正キャラクターはかなり少ない。プロテクト役としての運用を前提にしないのであれば、体力は低くても特に問題ない。

<全主人公>
ツバキ
:全ステータスが高水準なので、余すとこなく活用させたいなら槍がオススメ。全主人公で仲間になる上に第二シナリオ開始後とそれなりに早い加入時期も評価点。

カーン:無印では槍役にしては微妙な技術力の数値と槍の不遇さもあって、パートナーキャラでありながら微妙扱いされていたが、今作でカーンの技術力強化と槍の上方修正のおかげで一気に株が上昇。体力も高めなので、プロテクト役としても十分な性能。

<ウルピナ編>
サーシャ:知力の高さが目に付くが、実は技術力と集中力も非常に高い。小剣や弓の技術職を使わせても間違いないのだが、筋力・運動性・体力も平均以上と全ステータスが満遍なく欲しい槍には打って付け。ウルピナ編は優秀な術士に恵まれているので、サーシャに武器を持たせるのも十分選択肢になり得る。もちろん術との兼任でも問題ない。

<タリア編>
タリア編はパートナーが槍適正に恵まれたカーンなので、基本的には彼に任せてしまって問題ない。ツバキも第一シナリオ中に加入するので槍使いに困ることはない。

<バルマンテ編>
バルマンテ編では序盤にツインスパイクを入手できるのだが、槍使いにはあまり恵まれていない。



 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力


C


解説
基本属性は斬。両手武器。破壊力と特殊効果に優れるが、命中に難アリとハイリスクハイリターンなカテゴリ。火力はトップクラスだが、単純な火力武器の大剣と違ってデバフ役としても活躍する。斧だけで攻撃、防御、術力、速さ4種全てのデバフ技が揃う。このゲームでは敵が凶悪な打属性技を持っていることが多いので、打インタラプト技の地獄断面の価値は高い。良くも悪くも行動順が変化する技が極端に少ない。難点はどの技もミスが発生する可能性があること。また、汎用性のある状態異常技は何一つ無い。BPコストは全体的に高め。
ダメージに関わる主なステータスは筋力。が、そもそも当たらなければ意味がないので、命中に関わる技術力と集中力の方が重要。同じ火力武器である大剣と違って重視したいステータスは真逆。また、地獄断面により先頭で連撃が発動する機会があるので、的確にターゲットを指定してもらえるようにある程度知力があると良い。運動性がある程度あると敵に先制してハイパーハンパーを決めて一気に最後尾にふっ飛ばし、畳み掛けることも可能。だが、他のステータス程重要ではない。
既存の技の性能はほぼ据え置きな上、追加技が超性能なこともあって今作では純粋に強化された。ただし無印と同様に使い手を選ぶので、キャラクターの選定には注意したい。

斧技についての解説はこちら
適正キャラ
<全主人公>
オグニアナ:バルマンテ編以外では序盤の内に仲間にできる。主要ステータスが高水準な上に運動性も高いので、ハイパーハンマーが非常に扱いやすい。基本的にどの武器を持たせても活躍できるが、固有ロールを活かすなら火力に優れる斧をぜひとも持たせたい。

モンド:技術力+集中力は高水準。筋力と体力が高く、斧役としては非常にタフ。知力もそこそこ高いので、連撃ターゲットを的確に狙いやすい。ウルピナ編ではゲーム開始直後にオグニアナが仲間になるので、万能型のオグニアナは他の武器種にするのも手。ちなみにモンドも運動性を必要としない武器であればそつなくこなすので、カスタマイズ性は非常に高い。

<ウルピナ編>
ウルピナ編では斧に特に秀でたオグニアナとモンドが最序盤に加入するので、基本的にはどちらかに任せれば問題ない。どちらも斧使いとしては申し分ない性能であり、それ以外に列挙するほどのキャラクターはいない。

<レオナルド編・タリア編>
チアーゴ・リズボア:技術力+集中力の数値はトップクラスであり、固有ロールが超優秀。地獄断面を初期習得している点も、非常に心強い。どちらの主人公でも加入時期が比較的早いのも利点。バルマンテ編でも加入するが、時期が遅めなのが難点。固有ロールのペナルティと体力の低さから耐久性には不安が残るため、追加要素攻略要員としては若干扱いづらいか。

<バルマンテ編>
バルマンテ:無印では散々な扱いをされていたが、今作でなんとか実用的なラインまでステータス調整が施された。しかしそれでも技術力が微妙に足りていないので、シャムスの宿星補正での使用を推奨。斧使いとしてはモンドと同じく非常にタフで安心感がある。

棍棒


 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力






解説
基本属性は打。片手武器。数多くのインタラプト技を扱え、バフ技とデバフ技をバランスよく習得するカテゴリ。長剣とは違った意味で万能型で、小剣とは違うベクトルで敵を妨害することを得意とする。このカテゴリの最大のウリはインタラプト技で、斬・打・突全ての属性に対応する技を同時に扱えるのは棍棒だけ。前提知識が必要だが、属性の違う複数のリザーブ技を持つ敵に対してどの技を仕掛けてくるかを判別することが可能。プロテクト技も習得でき、どの技も汎用性のある追加効果がある。難点は火力が低いこと。また、インタラプト技に特化したこのカテゴリでは、術主体の敵に対しては仕事が少なく、腐りやすい。詠唱延長の回し打ちはあるが、成功率は微妙。
ダメージに関わる主なステータスは筋力。安定した戦闘を繰り広げられるようにするのが最大の仕事なので、バフ・デバフ効果に関わる技術力とタフさに関わる体力は高いほうがいい。インタラプト技を使うことが多いので、運動性はそこまで必要ない。
追加武器の性能の高さは全カテゴリ中随一。追加技の性能も悪くないので、無印よりは扱いやすくなった。他のカテゴリと比較すると如何せん地味だが、上手く動かせばいぶし銀な活躍をこなしてくれるだろう。

棍棒技についての解説はこちら
適正キャラ
<全主人公>
サビット:今作追加の新キャラクター。技術力と体力が非常に高く、棍棒役としては死角のないステータス。ノルムの血を継いでいるためか、LPが非常に豊富なのもポイント。初期習得技も豊富で、全てランク1の状態なので、加入直後から戦力になる。加入条件は複雑だが、どの主人公時でもルート選択に囚われない点も魅力。残念な点としては固有ロールが微妙性能なことくらい。

<ウルピナ編・バルマンテ編>
イレーネ:サビットと比べると技術力がやや落ちるが、守りに秀でた固有ロールが棍棒と非常に相性が良い。ただし、どちらも第三シナリオの不死鳥編を選択する必要があり、初期習得技が一切ないため、ストーリー攻略よりも緋の魔物の攻略要員向け。

<ウルピナ編>
ヨーマン:序盤に仲間になる上にステータスも比較的優秀。固有ロールは棍棒役には相性最悪なので外しておくこと。

<レオナルド編>
リコ:筋力・技術力・体力が高めのわかりやすいほどの棍棒向きのステータス。大剣の項目ではタリア編の大剣枠として挙げたが、レオナルド編でリコに大剣を持たせる意義はあまりないので、棍棒役としての採用が無難だろう。

<タリア編・バルマンテ編>
マクシミアス:大地の蛇編で加入。ユラニウス家なので二刀の固有ロールを持っているが、ステータス面では棍棒に向いている。唯一低い運動性も棍棒役ならそれほど痛手ではない。固有ロールの武器ガード率アップ効果も優秀。

<タリア編>
スネイル:ステータスだけ見ればサビットの下位互換だが、及第点はある。タリア編の初期メンバーの例に漏れず、固有ロールが超優秀。デメリットも棍棒役には気にならない。

<バルマンテ編>
バルマンテ:運動性以外は高水準なので、斧以外の武器を持たせるなら棍棒が選択肢になる。集中力の高さから状態異常への耐性も高めであり、プロテクト役として頼りになるだろう。屈強な見た目、主人公、処刑人という要素を全て覆すかのような地味な働きになってしまう感は否めないが。



 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力





解説
基本属性は突。両手武器。間接攻撃に特化したカテゴリ。敵のリザーブ技を解除するのが主な仕事であり、敵のインタラプト技は突属性に反応するものが少ない点も◯。序盤からマヒ技を扱うことができ、成功率もそれなりに高い。全カテゴリ中群を抜いて行動順が早くなる技があるが、それ以外の技は行動順が変化しにくい。上位技は破壊力に優れるが、低位から中位の技はダメージ源としては微妙なので、火力役としては大器晩成型。最大の難点は両手武器なので盾が装備できず、武器ガードが発生しないため、術士なんか目にないくらい死にやすい。間接攻撃に特化しているせいか、リザーブ技も一切習得できない。BPコストも高め。
斧と同じく弓にもミスが発生するが、そもそもこのカテゴリは技術力と集中力がダメージに直結するので無駄がない。
無印で猛威を奮ったでたらめ矢が大幅に弱体化したのが痛手。今作では武器ガードができない点がかなり厳しく、追加技の性能も微妙。無印では超火力を誇ったミリオンダラーも斧技に超強力な連続攻撃技が追加されたことから価値が暴落。これらの点から今作の環境に追いついていけておらず、かなり微妙な立ち位置となってしまった。

弓技についての解説はこちら
適正キャラ
<全主人公>
ホンスワン:技術力と集中力の高さはピカイチ。固有ロールは運動性の高さを殺してしまうので、セットしないほうが良い。

モンド:体力と運動性が強化されたので、弓役としては安定性が増した。特にウルピナ編では最も詰まりやすい最序盤に弓役に適したキャラクターがいないので特にオススメ。

<ウルピナ編・レオナルド編・タリア編>
エイディル:集中力14は圧巻。運動性も高く、体力も及第点はある。固有ロールが超優秀。

<タリア編>
クィーン:技術力と運動性が高く、固有ロールの突属性ダメージアップ大と火力は申し分ない。小剣にも適正があるが、固有ロールを活かすなら弓の方が向く。ただし弓役にしては集中力がやや低めなのが難点。

<バルマンテ編>
コリーン:技術力も集中力もやや物足りないが、運動性も体力も高めと弓役には珍しいバランス型。尖った性能はないが、安定性が非常に高い。

体術


 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力






解説
基本属性は打。柔軟性に富んだカテゴリ。低コストのスタン技、使い勝手のいいバンプ技、汎用性に優れるデバフ技を使うことができる。とにかく小回りが効き、若干地味ながらも活躍どころは多い。全体的にBPコストが低く、武器を必要としない点からも素材節約にも貢献し、何かとエコである。当然ながら武器がないので武器ガードは発生しないが、敵の攻撃を無効化する『回避』という独自の反応型行動がある。同一カテゴリ内では最も技間による火力格差が少なく、安定している。逆に言うと大技という大技が少ない。唯一カウンター技が2種存在するが、それ以外のリザーブ技を一切習得できない。そもそもこのゲームの仕様上、カウンター技の使い勝手は微妙なので、技枠を2つ食いつぶしている感がある。投げ系統の技はいずれもミスが発生する恐れがある。また、間接攻撃、連続攻撃、全体攻撃を何一つ修得できないため、カウンターを構えた相手には無力。
他のカテゴリと違って体術はダメージに関わるステータスがバラけており、筋力、技術力、運動性、体力の中から2つが参照されやすい。運動性は回避の成功率にも関わり、先制してスタン技を決めるためにも最も重視しておきたい。技術力もスタンの成功率やデバフ技の効果量にも関わるので、ある程度の数値は必要。
なんと言っても空気投げの弱体化が逆風。今作では素材の収集が用意になった点からも、武器の強化が必要ないという利点も薄まってしまった。これらの背景は厳しいところだが、追加技は非常に優秀で、このカテゴリにしかできないことも多い。全く使い物にならなくなったわけではないので、技術力の高いキャラクターを起用すれば問題なく運用は可能なバランスに収まっている。

体術技についての解説はこちら
適正キャラ
<全主人公>
オグニアナ:技術力・運動性・集中力がトップクラスなので、斧以外を持たせるなら体術が良いだろう。空気投げのスタンが決まりやすく、先制稲妻キックでタイムラインを制圧しやすい。

チチ:ステータスバランスはオグニアナに近いので、彼女と同じく体術に向いている。LPが低いことと、クライサと選択性な点のみ注意。武器適性も豊富で大剣以外であればそつなくこなす。

エリザベート:技術力と集中力は及第点だが、運動性がぶっちぎりで高い。レオナルド編以外でもレオナルドが仲間にいれば本来の手順を無視して加入するため、どの主人公でも使いやすい。

<ウルピナ編・レオナルド編>
ウルピナ
:ダメージに関わる3つのステータスが超高水準とまさに体術には打って付け。実はステータスだけ見れば長剣よりも体術向きである。

<タリア編>
タリア編の固有ルートで体術に適したキャラクターは少なめなので、全主人公向けの中から起用するのがいいだろう。

<バルマンテ編>
コリーン:筋力以外のステータスが平均的に高い。初期状態で気迫、空気投げを閃くと技自慢も習得できるので、空気投げによるスタン役として優秀。特出して高いステータスを持っているわけではないが、大剣以外に適正をもっており、バルマンテ編では貴重な万能枠として活躍できる。小剣や弓などの技術職にも向いているが、その場合でも空気投げは閃いておきたい。

杖・術


 筋力
技術力
運動性
 体力
 知力
集中力
C




解説
詠唱時間を引き換えに強力な術を行使するカテゴリ。このゲームでは杖を装備することで術を使うことができる。このカテゴリは今作で最も仕様変更が行われた。何らかの特殊効果を備えた全体攻撃術が大半で、単体を対象とした攻撃術は少なめ。無印ではパーティをサポートする補助術が1種のみと乏しかったが、今作では補助術が非常に充実することに。反面強力な攻撃術を習得するのが遅くなってっしまったり、性能に下方修正が入ったりするなどの煽りを受けている。しかしその点は無印が強力すぎたのが原因なので、全くの使い物にならなくなったわけではない。ちなみに無印では杖を振らなければ杖のスキルレベルが上がらなかったが、今作では連撃に参加するだけでスキルレベルが上がるようになった。ただし一戦内で複数のスキルレベルが上がることはないので、逆に言えば五行のスキルレベルが上がりにくくなったと言える。杖技以外では基本的に行動順を能動的に前後させることはできない。地相と詠唱する術の五行によっては行動順が前後することが あるが稀。
術のダメージに関わるステータスは知力。詠唱時間を費やしてもまともなダメージが出なければ話にならないので、知力が高くないとこのカテゴリは非常に厳しい。状態異常を備えた攻撃術が多いので、集中力も重要。特性上行動順が遅くなる位置に配置されやすいので、運動性は高いほうが良い。
無印で猛威を奮った術は軒並み弱体化を食らっているが、他のカテゴリにはできないことのほうが多いので、立ち位置としては無印からは変わっていない。新規の術もそれなりに使い勝手もよく、既存の術に強化されたものもあるので、むしろバランス自体は良くなったと言える。それでも水行術は他の行よりも一線を画している点は無印と変わらず。逆に言うとそれだけ性能が保証されているということだろう。

杖技・術の解説はこちら
適正キャラ
このカテゴリに関しては術士として設定されているキャラクターであればステータスはどれも似たり寄ったりなので、そこまで気にする必要はない。知力が特に高い、運動性が高い、体力が高いなどの若干の違いはあるが、一部の例外を除いて一線で戦っていけるステータスを持ち合わせている。最も重要なのは初期習得術であるが、見た目など好みで決めてしまっても問題ないだろう。武器カテゴリは加入が遅れるほど技の閃きやランク面で不利になるが、術士はスキルレベル上げが非常に面倒な上に新規の術を閃くのに一定のスキルレベルが必要になることを考えると、むしろ遅めのほうが好都合になる。

<全主人公>
クライサ:総合力に優れる術士。運動性、体力ともに高めであり、知力と集中力も一線級。フラッシュファイア、召雷と高火力の術を習得しているので、非の打ち所が無い。術士としては完成形と言っても過言ではない。エアライヒとチチと両立できない点だけは注意。

ツバキ:魔女狩り団という経歴から術には無縁のように思えるが、何故か全五行に適正がある。術士としては知力も集中力も平凡だが、運動性と体力はクライサよりも上。初期習得術がハードファイアしか無いので育成には苦労するが、武器も術も万能というキャラクターはほとんどいないので貴重。ロール習得のついでにいくつか術を覚えさせて、サブの術士として起用するのもアリ。

<ウルピナ編・レオナルド編・バルマンテ編>
エリセド:運動性と集中力に優れる術士。召雷を初期習得しているので、加入直後から戦力になる。条件次第で永久離脱するので注意。

<ウルピナ編>
ローソン:体力に優れる術士。固有ロールはデメリットもあるが、味方の全耐性を上げられるので、今作追加要素攻略要員に打って付け。1章終盤と微妙な加入時期に対して、初期習得術が茨の呪縛と毒霧のみなのが難点か。

サーシャ:規格外のステータスを誇る、非の打ち所の無い最強の術士。無印では『特定のルートで進行した場合に最終盤に仲間になる』と鍛える意義が全く無かったが、今作では追加要素攻略要員と大いに活躍できる。

<レオナルド編>
ヴィクトリア:数少ないレオナルド編限定キャラクター。ローソン同様、高齢なのにどういうわけか体力が高い。味方の全耐性を上げられる固有ロールを持っており、こちらもローソンと同じく今作追加要素要員に向く。

<タリア編>
タリア:知力に優れる術士。初期習得術は下位術のみだが、4つの術を使える。狙われやすさが下がる固有ロールも術士にはありがたい。

<バルマンテ編>
アーサー・ダールトン:運動性と体力に優れる術士。今作で運動性が+4と驚異的な強化を受けた。術士にしては集中力がやや低いが、何よりも有用な術士はほとんど女性(あるいは爺、人外)という中で第一線で活躍に期待ができる男術士は非常に貴重。今作ではどの主人公でも仲間になるようになったので、引き継ぎプレイの周回要員としても。



各武器種の属性・特性一覧













































































































大剣
















大剣
















長剣
















長剣
















小剣
















小剣















































































































































棍棒
















棍棒


















































体術
















体術
















杖術
















杖術

















◯…通常技として使用可能
●…武器固有技限定
△…カウンター・インタラプト技限定
▲…ハイバーニア州のイベント技限定


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